16.肺癌のX線正面像に腫瘍陰影の認められない症例の検討 : 第21回肺癌学会関関西支部会
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概要
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過去3年間に経験した118例の胸部悪性腫瘍のうち,初診時X線像上主腫瘤影を全く認めない症例および極めて読影し難い症例11例の臨床的所見について検討した.腫瘤影が読影しがたいのは,肺紋理(3例)や縦隔洞(4例)との重なりの為であり,腫瘤影が全く認められない5症例でも癌に伴う二次陰影(肺門部から末梢への索状影,横隔膜の興上)が認められ,他疾患との併存2例があり,肺癌診断への手掛りは1例を除いて全部に認められた.
- 日本肺癌学会の論文
- 1974-12-30
著者
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