肺小細胞癌脳転移の臨床像と治療成績

元データ 1990-12-20 日本肺癌学会

概要

1984年以降国立がんセンター内科でプロトコールスタディにエントリーされた肺小細胞癌は142例で,初診時あるいは経過中にCTscanにより脳転移を確認された症例は58例(41%)であった.治療的全脳照射により94%の症例で自覚症状の改善が得られ,CT像では85%の奏効率(CRrate:38%)であった.しかしCRを得た20症例のうち30%に局所再発が認められた.脳転移治療開始時からのMSTは治療的全脳照射完遂例で7カ月であった.脳転移が直接死因になるものは少なく,死亡した43例中11例(26%)のみであり,半数以上の症例は原発巣の増悪もしくは他臓器転移が直接の死因となった.

著者

大江 裕一郎 国立がんセンター中央病院肺内科
西條 長宏 国立がんセンター東病院
田村 友秀 国立がんセンター中央病院肺内科
原 耕平 長崎大学第二内科
原 耕平 長崎短期大学食物栄養専攻科
江口 研二 国立がんセ中央内科
山田 耕三 横浜市立市民病院呼吸器内科
小野 良祐 国立がんセンター中央病院内視鏡部
佐々木 康綱 国立がんセンター東病院化学療法科
児島 章 国立がんセンター研究所病理部
新海 哲 国立がんセンター内科
山田 耕三 国立がんセンター研究所病理部
山田 耕三 県立がんセンター呼吸器科
山田 耕三 国立がんセンター東病院 内視鏡部
児島 章 国立がんセンター病院内科
小野 良介 国立がんセンター病院放射線科
新海 哲 国立がんセンター中央病院
原 耕平 長崎大学医学部第2内科
西條 長宏 国立がんセンター中央病院 内科
佐々木 康綱 埼玉医科大学 腫瘍内科
大江 裕一郎 国立がんセンター中央病院呼吸器内科
江口 研二 国立がんセンター中央病院内科
原 耕平 長崎大学第2内科
佐々木 康綱 国立がんセンター内科

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