16.肺門部早期癌29例について : 第45回支部活動 : 関東支部
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概要
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肺門部早期癌の発見および診断には従来の方法とは異なった発見方法,診断体系の確立,新しい診断法の開発などが要求される、この目的のために池田班は昭和47年から厚生省癌研究助成金の研究班として肺門部早期癌の診断体系の確立と診断法の開発に関する研究を行なってきた、今回は区域気管支より中枢に発生し気管壁内に腫瘍が限局し,淋巴節転移が全くないものを肺門部早期癌として班員並びに班友の協力により集積された29症例に就いてその概略をご報告した,1例を除き他はすべて血族または咳嚇などの自覚症状をもって発見され29例中21例はheavysm.kerであった.その他X線像,発生部位,確定診断法,組織像,予後などについて述べその成績から肺門部早期癌発見のためのアプローチを分析し,40才以上の男子で気管支肺症状特に血痕のあったheavycigarettessmokerの場合には,X線像の所見の有無に拘らず気管支fiberscopeでスクリーニングの必要があることを強調した.
- 日本肺癌学会の論文
- 1973-12-25
著者
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