超音波振動を用いた粉体の定量供給法
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概要
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超音波のエネルギー的な応用として、超音波振動による粉体の定量供給装置について研究した。これまでの研究で装置の検討を行った結果、20kHzの円形振動板を用いた供給装置が適当とされた。試作された装置を用いて、メッシュ200、400、600のカーボランダム粉体を定量供給することを試みた。実験では、次の項目について行った。1)振動板の振動特性、2)供給パイプの開度と供給流量の関係、3)板の振動速度と供給流量の関係。その結果、流動性の良好な#200、#400から流動性の不良な#600の粉体まで超音波供給が可能であることが明らかとなった。本論文では、超音波振動による粉体供給の原理と流量特性について述べる。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1988-12-25
著者
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木村 修
湘南工科大学材料工学カ
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木村 修
足利工業大学電気工学科
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斉藤 誠
足利工大
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斉藤 誠
足利工業大学機械工学科
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依田 昇
足利工業大学機械工学科
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斉藤 誠
足利工業大学工学部
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依田 昇
足利工大
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