粘弾性境界を有する弾性はりの振動解析及びその応用
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概要
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弾性はりの制振方法として粘弾性支持法に着目し、その制振効果が大きくなる条件を求めるために、粘弾性支持された弾性はりを古典理論に基づき振動解析する。その結果、1)制振効果は、弾性はりと粘弾性支持材とのばね定数比の値に影響され、ある値のばね定数比で最大となること、2)本制振方法は2次以上の共振の抑制に対して有効であること、などが明白となった。次に本制振方法の応用として標準音源用振動板の周波数特性改善を行い、理論値と実験値がよく一致することを確認でき、本論文での解析結果の妥当性並びに有効性を実証することができた。
- 1988-12-01
著者
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