犬肺癌でのHematoporphyrin誘導体とレーザーphotoradiationによる診断,治療の基礎的研究
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概要
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腫瘍親和性光化学物質としてヘマトポルフィリン誘導体(HpD)を用いて,クリプトン・イオン・レーザー光線照射での蛍光発揮による癌病巣の局在診断,またアルゴン・ダイ・レーザー光線でのphotoradiation治療効果を確めるべく,20-methylcholanthreneの気管支粘膜内注入によって作製せしめた犬中心型肺癌を用いて実験を行った.その結果前者では病巣に一致した蛍光が観察され,後者では照射野での腫瘍細胞の消失がえられた.
- 日本肺癌学会の論文
- 1983-06-30
著者
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