化学性発癌物質によるウサギの実験的肺癌
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概要
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化学性発癌物質を直接ウサギの気管支内に注入し肺癌発生の実験をこころみた.ウサギ血漿に懸濁した3-methylcholanthrene(3-MCA)と4-nitroquinoline 1-oxiae(4-NQO)の混合物あるいは蒸溜水に懸濁した3-MCAのみをエーテル麻酔を施したウサギの気管支内に気管支鏡下でポリビニールチューブを用いて注入した.3-MCAは一回量40mg,4-NQOはO.4mg,7日ないし10日毎に反覆した.実験開始後30日以上生存したウサギ265匹のうち,128匹に肺癌が出現した.
- 日本肺癌学会の論文
- 1972-03-25
著者
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