教授スキル習得過程と授業実習回数および実習期間の関係について
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概要
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教育実習で学生が習得すべき知識・技術・経験は広範囲にわたるが,なかでも教授スキル,指導案作成,教材解釈,授業の流れ(時間,構成),教材教具の作成と利用を代表として選び,授業実習の回数および期間内に実習生がどのようなプロセスで指導教員の期待目標水準に到達するのか10点法により評定して貰った.昭和57,58年の2回実施,学級担任制の小学校課程は実施できたが,教科担任制の中学校課程では追跡できず不可能であった.A型:比例直線,B型:消極的加速度曲線,C型:積極的加速度曲線,D型:不定型に分布.D型,B型が多かった.授業回数は最低10回,平均12回必要で,期間は5週間が最低限必要であるという結果を得た.指導内容・方法は従来どおりで,新試行は加えなかった.
- 日本教育工学会の論文
- 1985-05-20