性格特徴と情報処理能力認定試験とのかかわり合いについての一考察
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概要
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本研究では学生の性格特徴と資格試験合格実績とのかかわり合いを明らかにする一つの試みとして,情報処理能力認定試験A級(専修学校教育振興会主催)の資格取得者群と未取得者群の適性検査および性格検査の偏差値に因子分析法における主因子法(コバミリン回転)を適用し,得られた因子得点を分散分析し,両群を区分する性格特徴を抽出することを試みた.その結果,資格取得者群には,性格特徴として,抽象性を好み,理論的客観的にものごとを考えたり判断したりするという一般的行動傾向があること,資格未取得者群に比べ知的能力が高いことが明らかとなった.
- 日本教育工学会の論文
- 1995-06-20