A-21 1, 6-hexanediol水溶液を用いたself-etching dentin primerの性能について

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概要

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メタクリル酸誘導体による接触性皮膚炎を回避するために我々が報告した試作デンティンプライマー、45%hexanediol水溶性の性能を劣化させることなくself-etching typeに変革させる可能性を検討するために、hexanediolとカルボン酸(コハク酸、オキザロ酢酸、マレイン酸、クエン酸)あるいは酸性モノマー(MDP、phenyl-P、4-MET)の混合水溶液からなるセルフエッチングプライマーを調製した。これら試作プライマーの性能は、ヒト抜去歯の象牙質内に形成された円柱窩洞内でのSilux Plusのコントラクションギャップを比較計測することにより評価した。その結果、Phenyl-P 20%、hexanediol 45%の混合水溶液からなる試作セルフエッチングプライマーの適用によって、コントラクションギャップの形成はすべての試片で完全に抑制された。
日本歯科理工学会の論文
1995-03-31

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