銀合金の破壊機構 : 第2報 荷重-変位曲線と微小破断面形状の関連性
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概要
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予亀裂付き試験片を使用して, 荷重-変位曲線と銀合金の微小破断面形状について検討した.I型ディンプルの分布密度が低い場合, 予亀裂先端領域の局所的塑性変形は大きな値を示した.そして, I型ディンプル内のすべり線の形状は, 機械的強度と関連した.イリジウムかロジウムをAg-Cu合金に添加すると, 母相内の針状相が微細化あるいは減少して, II型ディンプルが少なくなった.また, 合金の延性が幾分改善した.
- 日本歯科理工学会の論文
- 1987-03-25