P-2 Ag-Pd-Cu系合金の各種溶液中での腐食
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概要
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市販Ag-Pd-Cu系合金2種を1%NaCl水溶液、人工唾液、1%C_3H_6O_3水溶液および唾液に浸漬し腐食電位とアノード分極挙動を測定し、表面の変化を光顕および電顕観察、X線回折等で調べ溶液のちがいによる腐食傾向のちがいを検討した。その結果アノード分極曲線上の電流密度の増加する電位は1%NaCl水溶液、人工唾液、1%C_3H_6O_3水溶液、唾液の順に高電位側に移行し溶液によるちがいが認められた。組織構造および鋳巣の存在密度によるちがいも認められその傾向は各溶液でほど同じであった。
- 日本歯科理工学会の論文
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