可視光線重合型コンポジットレジンの機械的性質に関する研究 : (第1報) 照射時間と試験片の材齢が圧縮特性に及ぼす影響について
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概要
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可視光線重合型コンポジットレジンの直径4mm×高さ4mmの円柱状試験片を, テフロンモールドを用いて, 上面から10秒, 20秒, 40秒, 60秒, さらに上下面から60秒と照射時間を変えて重合させた.その後, 試験片を23℃大気中に30分, 37℃蒸留水中に24時間と1週間の3通りの保存をしたのち圧縮試験を行い, 圧縮強さ, 圧縮耐力を求めた.30分保存の試験片の強さは小さく, 照射時間によっては圧縮耐力の求められないものがあった.照射時間を長くすることにより, 圧縮耐力, 圧縮強さが上昇する傾向があったが, この結果は40秒まで著明で, それ以上は効果が少なかった.
- 日本歯科理工学会の論文
- 1986-05-25
著者
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藤島 昭宏
昭和大学歯学部歯科理工学教室
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宮崎 隆
昭和大学歯学部歯科理工学教室
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久光 久
昭和大学歯学部ウ蝕歯内療法学教室
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和久本 貞雄
昭和大学歯学部保存修復学講座
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久光 久
昭和大学歯学部 保存修復学教室
-
下村 博
昭大・歯・保存ii
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下村 博
昭和大学歯学部第二歯科保存学教室
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鈴木 暎
昭和大学歯学部歯科理工学教室
-
宮治 俊幸
昭和大学歯学部歯科理工学教室
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宮治 俊幸
昭和大学歯学部
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宮崎 隆
昭和大学歯学部
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