不均一電場による中性分子の並進運動の制御(最近の研究から)
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概要
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リュードベリ状態における非常に大きな双極子モーメントは, シュタルク効果を通じて中性分子の並進運動の制御に利用することができる.分子リュードベリ状態の場合, 前期解離や自動イオン化に由来する短い寿命が実験上の問題となるが, 適当な量子準位を選択すると約100μsの長い寿命が観測されることが分かった.また, 最適化された時間変動電場を用いると, 分子を減速し空間に静止させられる可能性のあることが数値計算により示された.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2006-01-05
著者
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