情報通信ネットワークを活用する地域総合e-ケア
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概要
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情報通信技術(ICT;Information Communication Technology)は、看護・介護・福祉・保健・医療などへの適用においては、個別的なシステムとサービス提供者側の業務効率化に留まっており、ユーザーを主体的な共同参画者とする概念に欠ける。北欧フィンランドにおいては市民を主体とするケアモデルが提案されICTの全面的な活用によるシームレス(円滑で滞りない)なサービスシステムを構築している。さらに日本とフィンランドの国際共同研究プロジェクトにより、高齢者の健康と福祉を支援するケアシステムのための情報機器(インフォーマティックス、Infor-matics)の研究開発を行う。その実践モデルとしてICTを活用する在宅介護支援、高齢者福祉サービス、遠隔医療、ハイテク健康福祉機器研究開発、を実現するフィンランド・ウエルビーインク・センターが2004年に仙台に開設される。フィンランド型の健康福祉サービスの新しい健康福祉概念の日本への応用研究と実践を通じ、より高度な先進的ICTによる保健・医療・福祉を統合する地域総合ケアの開発と提供を目標とする。
- 上武大学の論文
- 2002-12-30
著者
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