コミュニティ・エンパワーメントのための参加型リサーチの可能性 : 滞日外国人コミュニティの抱える問題とその支援方法
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概要
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Participatory research, such as PLA (Participatory Learning & Action) and PAR (Participatory Action Research), is an emerging framework for social development and community organization. The purpose of this study is to examine the possibility of utilizing participatory research as a framework for empowerment of ethnic communities in Japan. As the ethnicity of migrant workers in Japan becomes diverse and their stay in Japan becomes longer, the problems they experience in this society become multi-dimensional, from childbirth and childrearing to elderly issues. The support and assistance for these issues have been provided by NPO_s, international associations and foundations in individual cities, or local governments. Although these types of assistance may be effective as a temporary relief for migrant workers' problems, the causes of these problems, such as an unfair social system and discrimination in society, must be dealt with by the ethnic community itself. Otherwise, the ethnic community is always in the position of just receiving assistance and services, which maintains an unfair distribution of power in this society. Participatory research, emphasizing the participation of all members in the community, especially the oppressed and the disadvantaged, facilitates their consciousness-raising and leads to political and social actions.
- 関西学院大学の論文
- 2004-03-25
著者
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