19世紀アメリカにおける有料道路建設 : 北東部諸州を中心として(経済学部創設100周年記念特輯)
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概要
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19世紀初頭に始まるアメリカ工業化への助走は、生産組織や技術進歩にみられる多くの革新に加えて、国内市場の拡大に繋がる交通の改良によってはじめて人や物の移動および情報の伝達をスムーズにし、大量生産をその最大の特徴とする工業化時代の到来を可能にした。本稿では、この交通改良において重要な役割を演じた有料道路(Turnpike Road)の建設を北東部を中心に概観する。
- 2004-11-11
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- 土井修著, 『米国資本のカナダ進出(1898〜1932年)-製紙業への進出を中心として-』, 御茶の水書房, 2008年12月, xvii+847頁+xxv, 16,800円