1999年6月広島土砂災害時における豪雨の特性とレーダー雨量情報の意義
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The main cause of the Hiroshima disaster June 1999 is that the heavy rain due to the cold front continued for 2 or 3 hours at the Masa soil belts. Major disasters occurred at the developed mountain area around Hiroshima city and Kure city. This heavy rain appeared in the band with small width over these areas. A radar rain gauge at Mt. Rakan was effective to know the distribution of rainfall and trace the movement of the heavy rain area. In this study, by using the information of this radar rain gage which resolution is higher than one of ground rain gages, it was made clear that the mountainous geographical features and the wind fields affected the deformation of precipitation distribution and the concentration of heavy rain area. The danger of disaster can be predicted by analyzing the amount of the ground water from precipitation distribution measured by radar rain gage and ground rain gages. The effective usage of radar rain gage information was examined for reducing the sudden disasters.
- 日本自然災害学会の論文
- 2003-08-31
著者
-
福岡 捷二
中央大学理工学部, 研究開発機構
-
福岡 捷二
広島大学大学院工学研究科社会環境システム専攻
-
福岡 捷二
中央大学理工学部 研究開発機構
-
渡邊 明英
広島大学大学院社会環境システム専攻
-
福岡 捷ニ
広島大学 工学部第四類地域環境工学講座
-
福岡 捷二
広島大学大学院工学研究科
関連論文
- 小規模発電ダムが連続する河道における洪水流の伝播と貯留効果について
- 低水路河岸に樹木群のある河道の洪水流の構造--利根川新川通昭和56年8月洪水
- 河床変動対策工の設計法に関する研究 : 信濃川小千谷・越路地区における現地対策工設計法とその効果検証
- 越流型水制工の設計法の研究
- ヒサシ河岸を有する流路の流れと河床変動
- 緩傾斜河岸の配置法の研究
- 水制工の配置法の研究
- 小規模発電ダムが連続する河道における洪水流の伝播と貯留効果について
- 河川感潮域における浮遊土砂の輸送過程
- 平衡形状に着目した中規模河床形態の卓越波数と形成領域区分
- オギ・ヨシ等の植生の河岸保護機能の評価
- 河川構造物を有する河道内の流れと河床変動 : 河道設計のための水理解析法
- 流木類の流下・堆積とそれらの河道設計への利用
- 低気圧および台風の移動形態の違いが汽水湖の流動・水質場に与える影響
- 中海における気象変化に伴う流れと貧酸素水塊の挙動
- 洪水災害について
- 環境時代の河川技術--新しい時代の技術展開を目指して
- 河川災害軽減策の現状と課題 (災害とその予測--第4紀研究の果たす役割)
- 長谷川和義著"蛇曲流路における流れと平衡底面形状に関する研究"への討議(本誌338号,1983年10月掲載)
- 河道の水理の進歩と高水計画の課題 (特集・河川技術)
- 河道における土砂管理上の留意点 (特集 総合土砂管理) -- (総合土砂管理の必要性)
- 季節および日々の気圧配置の変化に伴う閉鎖性汽水湖内部での流れ場の特性
- 自然の機能を生かした治水対策 (自然にやさしい川づくり)
- 安全な川づくりのための技術開発 (河川)
- 流域管理と地域計画の相互連携を図る : 土木学会と国土交通省の共同研究
- 維持管理時代の河川技術
- 異常気象時代の洪水災害に備えよう
- 都市中小河川流域規模を対象とした短時間雨量の特性
- 今後の豪雨災害対策の技術的課題 (頻発の水災を検証する)
- 自然災害と河川防災 (特集 多発する自然災害と危機管理について)
- 床止め工下流部の局所洗掘の数値解析モデルの開発
- 水面形の時間変化と非定常二次元解析を用いた洪水流量ハイドログラフと貯留量の高精度推算
- ヨシ原で覆われた河岸の崩落機構と護岸機能の評価
- 複断面河道における洪水流特性と流砂量・河床変動の研究
- 1999年6月広島土砂災害時における豪雨の特性とレーダー雨量情報の意義
- 河道における洪水流の貯留機能とその評価
- 都市中小河川・下水道の連携した治水計画 : 台地部既成市街地を対象として
- 大型粗度群上の浅い流れの平面二次元解析とその応用
- 6月29日集中豪雨による広島県土砂災害
- 複断面蛇行河道における洪水流と河床変動
- 密集市街地の氾濫シミュレーションモデルの開発と洪水被害軽減対策の研究
- 複断面蛇行水路における流れ場の3次元解析
- 都市中小河川の洪水流出特性
- 複断面蛇行流路における洪水流の水理
- 河床形状・流れ・流砂量の非線形関係を考慮した交互砂州の平衡波高の理論
- なめらかな横断面形状をもつ直線流路のせん断力分布と拡幅過程の解析
- 石礫床河川の土砂移動機構を考慮した新しい河床変動解析法の構築(移動床(2),一般講演)
- 樹木群を有する河道流れの境界せん断力の特性と境界混合係数fの評価
- 樹木群を有する開水路における平面せん断流の構造とその解析
- 河岸侵食を防止するベ-ン工の設計法の研究
- 低水路際に樹木群を有する複断面河道における流れの平面構造
- ベ-ン工の設置された弯曲部の流れと河床形状の解析
- 水衝部対策工としての水制工の新しい配置法
- 河岸侵食対策工としてのベ-ン工の設計法 (堤防)
- 1993年ミシシッピ-川の洪水災害とその教訓
- 緩傾斜河岸を設置した河道弯曲部の流れと河床形状
- 橋脚まわりの局所洗掘推定のための実用的数値シミュレ-ションの開発
- 堤防芝の流水に対する侵食抵抗
- 密集市街地の氾濫流に関する研究
- 円頂ぜき上の開水路急変流の力学
- ベ-ン工が断続的に配置された河道弯曲部の流れと河床形状
- 自然の機能を生かした治水対策
- 氾濫流解析にもとづく水害に強い沿川市街地の構造に関する研究
- ベ-ン工による砂礫堆の縮小化と河床の平坦化
- 変断面河道における洪水流の水理解析と等価粗度係数
- 変断面河道における洪水流の2次元解析
- 河川災害軽減策の現状と課題 (災害とその予測--第4紀研究の果たす役割)