スペクトルデータを用いた音声クラスタリング合成法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では、短時間フーリエ変換(STFT)によって得られる各瞬間のスペクトル・データを用いて、既存の音声に含まれる遷移の特徴を利用した、新しい音声合成法を提案する。本手法では、各瞬間の音声から得られるスペクトルを多変量データとみなし、ベクトル空間上に配置した上で、各ベクトル間の距離の数値化を実現する。その結果として、類似した音を音声データ中に発見することが可能となる。これらの類似音声をクラスタリングおよびラベリングすることで、音声の時間的変化の特徴を扱い易く表現する。これらの分析結果を利用することにより、他の音声に含まれる時間的変化の特徴を継承した新しい音声を合成する。
- 2001-12-22
著者
関連論文
- ネットワーク及びマルチエージェント環境における音響と楽曲の生成
- スペクトルデータを用いた音声クラスタリング合成法
- sonodial : 人工の影を用いたインタラクティブサウンドインスタレーション(アート&エンタテインメント3)