形式仕様技術に基づく相互運用性試験について
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概要
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形式記述に基づかない通常のプロトコル開発においては、相互運用性試験はプロトコルの個々の実装について正常に動作するか杏かを検査する。個々の実装の元になったプロトコル仕様そのものが、サービス仕様を対して正当か杏かを検査することは大変困難なことである。本稿では、形式仕様技術に基づき、プロトコルの仕様からサービスの振る舞いの記述を合成し、それによって相互運用性を検査する方法を示す。我々は、そのような試験システムを形式記述言語OBJを使って実現した。試験システムと例題プロトコルについての実験の概要を示す。本方法はプロトコル開発の費用を軽減するのに非常に有効であると考えられる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-08
著者
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