ライフサイクルを考慮した分散CADデータ管理ワークフローシステムの構築
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では、電子機器設計を対象として分散拠点で設計を行う時のワークフローシステムについて提案する。従来の事務処理系で使用されるワークフローは業務流れと人(組織)を固定してフローを定義する方式であり、設計変更が多い、業務手順が機種毎に変わる、さらに拠点が分散しているという機器設計には適用が困難であった。著者らは、管理オブジェクトとデータオブジェクトに分けてデータモデルを作成し、ワークフローの制御は自律的な設計者にまかせることにより、データのラーフサイクル(設計変更)を考慮したデータ管理ワークフローシステムが構成できることを実証した。固定的なワークフローではなく、自律的な設計者が運営するやわらかなワークフローシステムが電子機器設計に有効であることを示した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-06-03
著者
関連論文
- 分散環境におけるPDMシステム構築手法の一提案
- 分散環境における設計データ管理ワークフローシステム構築と実証
- 分散環境における部品データベース検索エージェントの一構成方法(マルチメディア通信と分散処理)
- 分散環境における部品データベース検索エージェント
- 分散環境における部品データベース検索エージェント
- プリント基板の給電層検証の一手法
- プリント基板設計PDMシステム (特集 設計業務を革新する設計システム技術)
- ライフサイクルを考慮した分散CADデータ管理ワークフローシステムの構築