インターネット上での譲渡可能な通貨に関する提案
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概要
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近年急速にその接続利用者を増やしているインターネットにおいて、様々な商取引をする機会が増えてきている。そこで、その決済のための手段として、本研究では「裏書譲渡可能な銀行券」方式を提案する。本方式は、サーバを介することなく転々譲渡することが可能で、決済は譲渡によって行なう。このようにすることで、サーバが介在しなければならないのは銀行券の「振出」と「検証」、「引換」のみとなり、サーバへの負荷の集中を避けることができる。また、譲渡によって決済がなされるため、システム全体の社会的信用が向上すれば、「引換」されることなく「検証」のみで利用されるインターネット上での最終的決済可能な通貨となりうる可能性がある。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-04-24
著者
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