目標が不明確な探索行動の認知モデル
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概要
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目標が不明確な情報探索行動をモデル化するために, 情報探索の課題を用いた心理実験を Thinking Aloud 法で行った. この実験の課題で得られた発話を分析し, 目標が不明確な情報探索行動には,「情報の取捨選択を行うプロセス」と「目標を明確化するプロセス」が存在することがわかった. また, 探索目標が構造化されていくパターンが見いだされた. ここでは, この二つのプロセスが探索行動でどのように機能しているかを表すモデルを提案する, また, この二つのプロセスと, 情報探索行動における動機付けの要因である「達成感」と「目標の明確化」との関連性が示唆された.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-15
著者
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斎藤 真里
ソニー ヒューマンインターフェースラボ
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齋藤 真里
ソニー株式会社ヒューマンインターフェースラボ
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大村 和典
ソニー ヒューマンインターフェースラボ
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大村 和典
ソニー株式会社 ヒューマンインターフェースラボ
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