視線を用いたユーザインタフェース開発環境 : EyeTk
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概要
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すばやく移動させることができる視線は、入力デバイスとして有望である。そこで、これまでに視線を入力デバイスとして利用する手法が開発されてきたが成功した用途は障碍者用インタフェースなどに限られている。その理由の一つとして入力である視線と入力ではない視線の判別が難しい点が指摘されている。そこでこの問題点を明確にし、判別する手法の開発とそのための実験をおこなう必要がある。また、判別をする必要のない新たな視線の利用法の開発をおこなう必要がある。しかし、このような開発や実験をおこなうのは困難な作業であった。本研究ではこのような実験や開発を支援する環境としてEyeTkを開発した。また、EyeTkを利用してサンプルアプリケーションの開発、視線に関する実験を行ない、EyeTkが有効であることを確認した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-02-29
著者
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