ITU-Tにおけるインターネット電話関連技術の標準化動向
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概要
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最近、インターネット電話関連の機器類やソフトウェアが多数市場に投入され、各ベンダからの製品を相互接続しようとする試みも活発に行われている。相互通信を可能とするのは、とりもなおさず標準プロトコルの存在である。インターネット電話のコアとなるプロトコルはITU-Tで定めるH.323および関連する勧告である。H.323関連勧告が議論されるSG16Q.13及びQ.14では、付加サービスの充実やFAX機能の搭載といった勧告の拡充に関する議論が活発に行われている。また、SG13や外部の標準化組織であるIETFやETSIのTIPHONとの連携に関する動きも見られる。本報告では、インターネット電話関連技術の標準について、ITU-Tを中心としたアクテビティについて概括するとともに、他組織での標準化動向についても合わせて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-12-04
著者
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