連語パターンによる日-韓機械翻訳システムの構築とその評価
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概要
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本稿では,連語パターンによる日-韓機械翻訳システムの実現と評価について述べる.筆者らは,日本語での連語パターンを作成し,変換規則として用いることにより多義語の問題を解決した.述部の生成は様相類意味素テーブルを利用した.日本語解析ではCYK法を改良し,辞書検索回数を少なくした.我々は,このような機械翻訳システムを鉄鋼関係の特許文書翻訳のために構築し,その性能を評価法によって分析した.その結果,翻訳成功率は約93%であるし,長文対応力,翻訳処理速度,解析生成能力において十分有効であることを確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-14
著者
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朴 哲済
早稲田大学メディアネットワークセンター
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李 根培
浦項工科大学電子計算学科
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李 鐘赫
浦項工科大学情報通信研究所
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文 敬姫
浦項工科大学情報通信研究所
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郭 鍾根
浦項工科大学電子計算学科
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李 鐘赫
浦項工科大学校電子計算学科
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李 根培
浦項工科大学校電子計算学科
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