分散マルチメディア文書同時共有ミドルウェアのグループ学習への応用
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概要
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本論文では、マルチメディア文書同時共有ミドルウェアLACCO(Layered Application Context Communication Object) とその応用例として開発したグループ学習システムについて報告する。LACCOは、複合文書におけるデータ単位(文書コンポーネント)を分散同時共有可能にするミドルウェアである。従来の共有できるかできないかの画一的な仕組みに対して、LACCOでは共有のセマンティクスをアプリケーションにより動的に制御できる点が特徴である。LACCOによって、複合文書に共有時の動的な振舞を記述できるようになるので、生徒のグループに応じて見え方が異なるような教材や、学習度に応じて見え方が異なるような教材を既存のツールを用いて作成することが可能になる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-04-26
著者
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