コンパイラ字句解析の実行時スレッドサイズの決定法に関する研究
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概要
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マルチスレッドモデルは, 特に小規模な並列処理において, その有効性が認識されており, 多くの計算機システムがサポートするようになっている.しかし, 現在使われているプログラムの多くは, 十分マルチスレッド化されていない.そこで, マルチスレッド化による高速化が望める部分を, 応用分野ごとに効率的にスレッド化するためのアルゴリズムを提案する.schemeプログラムを対象としたマルチスレッド化を補助するツールを作成し, 幾つかの例で検証したところ, 応用プログラムのにスレッド生成の結果が大きく依存することが確かめられた.また, 効率のよいスレッド生成のためには, システムの特性を考慮したパラメータ選択が不可欠である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-08-06
著者
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