アプリケーションの並列化による効果と作業コストの分析 : 3次元流体シミュレーションの場合
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概要
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アプリケーションの立場から,様々な並列処理の適用効果を性能向上に関する効果及び実現のための作業コストとの関係という観点から評価を行った.その例題として,自社開発の3次元流体シミュレーションプログラムを対象として,スーパーコンピュータ上で,オートタスキングとマルチタスキングとで,並列化を行い,それらを比較した.また,問題特性について分析し,その並列化方法に関しても考察した.その結果,マルチタスキングを利用して空間分割による並列化の場合,最大4倍,平均2.8倍の性能向上が,また,オートタスキングの場合には最大2.3倍,平均1.9倍が実測された.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-10-27
著者
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