PVMのアプリケーションへの適用効果 : モンテカルロ法プログラムMCNPの場合
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概要
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アプリケーションの立場からのWSクラスタを利用したPVMによる並列処理の適用効果を,性能向上に関する効果及び実現のための作業コストとの関係という観点から評価を行った.その例題として,モンテカルロ法プログラムMCNPを対象アプリケーションとして,スーパーコンピュータでのマルチタスキングとWSクラスタでのPVM適用による並列化を行い,それらを比較した.その結果,PVMを適用した場合には,作業コストは大きくなるが,3台程度のWSを利用して,スーパーコンピュータの並列化性能の0.44倍が実現されたこと,異機種との互換性もあることから発展性が期待できることなどからも,有効であることが確認できた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-07-22
著者
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