格子状PCクラスタにおける3次元分散FDTD法の実装と評価
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概要
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3次元電磁界解析は、計算時間を要し、高周波部品の実際の設計に適用できない場合が多い。この問題を解決する手法として3次元分散FDTD法が提案された。本報告では、3次元分散FDTD法のアルゴリズムに適した3次元格子状ネットワークによるPCクラスタの構成とソケット、セマフォ、共有メモリを用いた3次元分散FDTD法の実装方法について述べる。空胴共振器の電磁界解析の例において電磁界分布は計算領域分割前後で一致することから、本報告の方法は妥当であることが分かった。また、本PCクラスタを用いて計算時間を計算領域の分割によって比例的に短縮させることができる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1997-12-12
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