類似度に基づくソフトウェア品質の評価
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概要
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業務アプリケーションの開発、メンテナンス時には類似の処理を実装する際に、既存のコードを複製流用する、いわゆるコピーペーストプログラミングが行われることがある。ソフトウェアにどの程度のコード複製が行われているかを知ることによって、メンテナンスコストの増大やソフトウェア品質の劣化の状況を知ることができる。本稿では、簡易な分析によってプログラム間の類似度を計算し、それに基づいてコード複製の状況を調査し、またコード複製を共通化によって除去することで可能なコード削減量を推計して、コード品質を評価する一方法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-03-09