進化するプログラム
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概要
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本論文では、プログラムを動的に進化させる方法を論じる。通常、コンピュータを用いて新規にプログラムを自動的あるいは半自動的に作りだすことを「プロダラム合成」という。運用中のプロダラムが様々なトリガーによって自らの機能を高めたり、環境に適応して変化したりする「ゆらぎ」の構造をもつと便利である。これを「進化」と呼ぶ。進化するプロダラムは、再利用する際に手作りで埋めなけれぱならない「差分」をミニマムにする。Prolog のもつ機能を用いてプロトタイプによる実験をおこない、その実現可能性と応用の限界を考察した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-15