あいまいな検索パターンの記述が容易な半構造データ検索言語
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概要
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半構造データに対する検索を記述する場合,データの構造が不規則である点と,あらかじめ与えられたスキーマがない点が問題となる.これまでに提案されている半構造データのための検索言語では,これらの問題をワイルドカードを導入することで解決している.しかし,全体のデータ構造がわからない状態で検索を記述する場合,ワイルドカードが思わぬデータにマッチし,検索結果に不必要なデータまで含まれてしまうことがある.そこで本論文では,どのようなデータがより解として適当と思われるかの優先度を記述できる構文として、case構文、smallest matchingの構文、minimal matchingの構文の三つを持つ検索言語を提案する.これらの構文を用いることにより,全体のデータ構造を知らない場合でも,必要なデータとだけマッチする検索文をより容易に記述できる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-07-21
著者
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