型付高階モーバイル言語の設計
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概要
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値として扱うことが可能な第一級の文脈の概念を用いることにより, 柔軟な分散計算を実現する上で必要なプログラムやデータなどの計算資源の移動, 分散した計算資源の動的なリンク, さらにプログラムの遠隔実行などの機能を表現可能な高階型付きプログラミング言語の設計が可能である.この洞察に基づき, 文脈を値として扱う計算系の理論を基礎とした新しいモーバイル計算のモデルを構築した.現在このモデルに基づく高水準モーバイル言語COMBOの設計及び実装を計画している.本稿では, 文脈計算に基づく高階モーバイル計算について概説した後, COMBOの設計及び実装上の諸問題を論じる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-07-09
著者
-
大堀 淳
東北大学電気通信研究所
-
大堀 淳
京都大学数理解析研究所
-
橋本 政朋
京都大学数理解析研究
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加藤 岳臣
京都大学数理解析研究所
-
吉田 信明
京都大学数理解析研究所
-
吉田 信明
京都高度技術研究所
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