知的分散データベースにおけるデータ管理方式

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概要

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知的分散データベース(IDPS-DB)は近年のシステムに対する柔軟性,信頼性,拡張性の要求を,基本システムの1つであるデータベースにおいても実現するために研究・開発中の分散データベースである.本データベースは現在,データとしてリレーションを扱っていて,その管理の方式として2つの方式を持っている.1つはリレーションの高度なデータ独立性を実現する方式,もう1つは,リレーションの集合をグループ化して管理する方式である.本稿では,この2つのデータ管理方式について説明し,さらに,リレーションをグループ化して管理する方式を用いて,意味に基づいてグループ化を行いデータベースを構築することによりデータの管理やアプリケーションの処理が容易となることを示す.
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-09-09

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