オブジェクト・ドキュメンテーションへのメタデータの適用
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概要
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Webを文化資産の情報に対する資源として利用するため、情報システムに蓄積されている量的にも質的にも詳細なドキュメンテーションを統合しディストリビュートするためには、手堅く安定した手段の確立が必要となる。こうした統合への主な障害は、既存システムの意味論上あるいは構造上に互換性が欠けている点である。異なった機関あるいは同一機関内の異なったシステムは、異なった方法で使用するデータを組織し提供し、用語法はしばしば互換性に欠け、詳細のレベルが異なる。互換性を欠く情報システム間のギャップを埋める試みは、アド・ホックな変換規則に基づくか、限定された「コア」データに関心を払う相当量の単純化を手段としている。この試論は、CIDOC CRMによって提案されているオブジェクト指向のデータ・モデルとして提出された、概念参照モデルの適用可能性について検討する。
- 2001-07-13
著者
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