エンコーデッド アーカイヴァル デスクリプション EAD : SGML-XMLの応用形として
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概要
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SGML-XMLの応用形としてのEncoded Archival Description EADは、1995年に発表されたAlpha Versionに続いて、翌1996年にBeta Versionが発表された。以来、先行のさまざまな検索手段作成の基準、例えばMARC、およびMARC AMC、またアングロ・アメリカン目録作成規則AACR2、あるいはアーカイヴズ・個人記録・手稿APPM、さらにISAD(G)・ISAAR(CPF)などとの交差を考慮しながら、インターネット上の公開に対応できるように、マークアップ言語SGML-XMLの応用形としてのEAD原案が検討された。アメリカ議会図書館とSAAの共同作業成果であるEADの適用事例がハーバード大学、イエール大学、議会図書館、ヴァージニア大学から発表された(1997アメリカンアーキヴィスト60巻4号)。さらに1999年にSAAのEADワーキンググループによるアプリケーション・ガイドラインやTAG LibraryがSAAから公刊された。本報告はEADタグの在りようを紹介することを目的としている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-07-13
著者
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