ネットワーク・コラボレーションによる大規模フォントコンテンツの移植と応用 : 情報基盤整備の試み
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概要
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文字鏡研究会はJISやISO規格に未収録の文字を収集・整理してフォントセットと入力ツールを開発し、無償で公開している。文字鏡フォントは現在、約90000字を有し、その内容は国字や俗字のみならず、変体仮名、梵字、甲骨文字など多岐にわたる文字を収録する。これらを用いれば、歴史的文献の本文や書誌情報の記述も可能になる。これらの収録・公開作業は、各分野の研究者が集い、それぞれ持っている専門知識を活かす事に支えられて成り立っている。 1999年2月以降、Windows用True Type FontをMacintoshやTeXなどの諸形式に移随する作業がネットワークを通じた共同作業として行われ、各種の環境でフォントが使えるようになった。本発表では、その経緯を報告する。
- 1999-10-15
著者
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