オーグメンテーションの行方
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概要
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オーグメンテーションという概念はダグラス・エンゲルバートが70年代より主張しはじめたコンセプトである.エンゲルバートは先頃訪日し,アラン・ケイなどと「パソコンの将来展望」という演題で講演を行った.その中でもエンゲルバートは年来の主張であるオーグメンテーションという考え方に固執し,情報メディアが社会に入るに従ってますます「人間シスデネとツールシステムの統合化=オーグメンテーション」という概念が重要になると強調した.エンゲルバートはオーグメンテーションを組織のイノベーションの方法と位置づけ,その意味でグループウェアないしCSCW(Computer Supported Cooperative Work)として捉えるべきであると主張している.本論文はオーグメンテーションの概念を人間と情報メディアの関わりという観点から如何に置づけるべきかについて論ずる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-07-08
著者
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