環境デザイン手法としての街の分かりやすさと環境認知
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概要
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全国の自治体が進める環境デザイン計画において,環境の分かりやすさは大きな課題の一つである.環境構成要素(空間,装置)が持つサイン機能は,環境構成要素の機能や形態が持つ情報性と,それが体系的に組み合わされることによって環境の秩序・構造を顕在化させる.従来の環境デザインは,その場所性に起因する要素が多いため,一般的な手法としての設計方法が確立していない.本研究では,環境の分かりやすさという目的に対して空間や装置が環境認知のための情報として有効に機能するという仮説に立って,いくつかの事例によってその内容,システムを検討し,環境デザインに共通する設計方法を探ろうとするものである.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-05-13
著者
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