投機的実行を応用したインタラクティブ並列プログラム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
投機的並列計算は、余剰プロセッサ資源を用いて要求確定前の計算を見込みで並列実行することで、速度の向上をめざすという考え方である。本研究では、インタラクティブなプログラムに投機的処理を導入して多数のプロセッサを有効に活用し、インタラクションの応答性能の向上だけでなく一定時間内に可能なサービスの内容の充実をはかる。本稿では、投機的並列実行のユーザ・インタフェースへの応用を提案し、研究の構想を概説する。次に、並列論理型言語KL1による投機的並列性の記述について述べ、大規模並行プログラムのインタラクティブ可視化ツールをアプリケーション例として検討し、実現のための課題を考察する。
- 1995-08-24
著者
関連論文
- 実風景映像と3次元空間データの融合によるGISユーザインタフェースの実現の試み
- 投機的実行を応用したインタラクティブ並列プログラム
- 情報媒介システムにおける批評空間の視覚化の試み
- インターネットとデータベース 情報共有のネットワークメディアへ
- 並行プログラムのインタラクティブ視覚化への投機的計算の応用
- ユーザ・インタフェース応用のための投機的並列計算システムの構想