1to1マーケテキングに基づくE-ビジネスのための技術要件
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概要
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E-ビジネスで顧客の生涯価値(LTV)を最大化する概念として1to1マーケティングが急速に支持を集めつつある。本稿では、まず1to1マーケティングの概念を紹介し, それを具現化したWebサイトの事例をみながら、その有効性を議論する。さらに、1to1の狙う精妙なCRM(顧客関係マネジメント)に必要な、パーソナライゼーションを初めとする機能要素を挙げる。これら異種の機能要素を同時に実現し、1個客の全面と向き合うWeb Siteを構築するには、異種情報を統合してInteroperabilityを確保できるXML技術が最適と考えられる。現在、XML技術は主に、広範な企業間取引BtoBを守備範囲とするオープンなEDIのインフラとして開花しつつある。今後は、企業対個人間関係BtoCを支えるインフラとしてもXML技術が必須の役割を果たしていくことを、1to1マーケティングの理論に基づいて、示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-11-17
著者
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