地理情報の相互流通を目指すG-XML
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概要
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私たちの社会的活動において、日常生活は何らかの地理的制約(居住環境や交通手段等)を受け、一方では、都市開発や生産活動等が地理空間に影響を与えているように、地理情報に関与する面は多岐に及ぶ。したがって、身の回りのあらゆるものをITでハイテク化・オンライン化し、どこでも・どこからでもITサービスを受けることができるubiquitous computing社会を実現するためには、地理情報のデジタル化が必須であり、デジタル化された地理情報がインターネットにおいて自由に分散・交換でき、あらゆるプラットホームで簡易に利用可能でなければならない。これを解決するべく、XML[1]技術を利用した地理情報記述言語G-XML[2」が、我が国の産官学協同プロジェクトで開発されることになり、これまでに、用途に応じた4種類の文書型を主体とするG-XMLプロトコルを定めるとともに、このG-XMLプロトコルをWeb環境で実際に活用できる7種類の試作ソフトウェアから成るG-XMLプロトタイプを開発した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-05-12
著者
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