音声の高さ,大きさ,速さ感覚と物理関連量
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概要
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非言語的特徴を音声の認識や合成に利用するためには,どの程度の変化によって非言語的特徴が意味有るものとして認識されるのかを知る必要が有る.我々は声の高さ,大きさ,速さそして卓立についてその変化のラベル付けを行ない,物理的な量との関連を調べた.その結果,多くのラベルが実際の変化を記述しており,また大きな変化ほど,ラベルが書かれやすく,またそのラベルも実際の変化を記述している割合が高いことが分かった.しかし,大きな変化であっても,必ずしもラベルが書かれているわけではなかった.これにより,非言語的特徴は,単に物理的な量のみで判断されているわけではないことが分かった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-12-12
著者
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