対話調整の分散処理モデル
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概要
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対話を構成する発話を,伝達情報を担う発話と,情報伝達が正しく行われたかを監視し確実なものとするための対話調整の発話とに区分し,後者の対話調整発話の特徴について分析した.さらに,対話を共同行為とみなす立場に基づいて,対話調整の分散処理システムモデルを提案した.あいづちなどの間投詞的発話による共有信念形成,タスク主導型対話の基礎にある共同意図のモデル,および終助詞の用法説明を例として分散処理システムモデルを適用しその有効性を示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-07-07
著者
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