筝曲譜処理ソフトウェアの開発(音楽生成・システム)
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概要
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近年,日本の伝統的な音楽が見直されつつあり,2002年度より義務教育に導入された.日本の伝統音楽では,独特の記譜法が用いられており,その読み方を学ぶための有効な教材の開発が求められている.そこで本研究では,筝譜に親しみながら,体験的にその読み方を学習することができる楽譜処理システム「筝譜エディター」を開発し,(1)縦書きの筝譜を作成できる,(2)作成した楽譜を演奏できる,(3)MIDIファイルを作成できる,などの機能を実現した.そして,このシステムを実際に教育現場にも導入し,その運用方法について考察した.本研究は,IT技術を用いて日本の伝統的な音楽の教育を支援する上での,ひとつの方法論を示すものであると考える.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-08-02
著者
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