依存ネットワークをもとにしたパラグラフ要約(生成・要約)
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概要
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依存ネットワークは、語の間の主従関係に基づいた文の依存構造を表現する。名詞間の照応関係や接続詞による事象間関係によって、パラグラフ内の文は関係付けられ、1つあるいは複数の依存構造を形成する。要約文は、パラグラフの依存ネットワークで、事象ツリーのルートとなる述語から、そのネットワークをトラバースすることで形成されるとする。本論文では,ルートとなる述語の発見と、ネットワークをトラバース際の制約を制御することで、妥当な要約文が生成されるかを議論する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-03-04
著者
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足立 顕
西テレ情報サイエンス株式会社臼杵研究所
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中野 滋徳
東邦大学大学院理学研究科情報科学専攻
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牧野 武則
東邦大学大学院理学研究科情報科学専攻
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山脇 拓
東邦大学大学院理学研究科情報科学専攻
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足立 顕
富士通情報メディアソリューション本部
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