チャートを用いたトップダウンによる文生成
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概要
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文生成は文解析と表裏の関係にあり, 簡素で見通しのよいアルゴリズムが求められている。Martin Kayによって提案されたチャート法は, 文脈自由文法を受理するパーザとして知られ, 頑強なことから実用システムにおいて使用されている。文生成への適用はM. Kay本人によって提案された。この戦略にはボトムアップが用いられ, 各語に相当するアークを独立に作成し, これらをを結合していくことによって文の生成を行うというものであった。しかし, 文の大局的な生成を行う場合はトップダウンに生成する方が戦略を立案しやすい。この論文ではチャート方を用いて文の開始記号からトップダウンに文を生成する手法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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