フローの分析によるプログラム残存エラー数の推定
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概要
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筆者はプログラムをフローグラフで表し,そのパスの数を使ったパスベクトルという概念を定義してプログラムの複雑度を評価し,これをパスベクトル法と名づけた。本論文では,新たに試験項目による試験ずみパス数という概念を定義し,それを使ってプログラムの試験過程をシミュレートする方法を提案する。まずリンク当たりエラー発見率を適当に選べば試験ずみパス数と発見エラー数とは比例し,試験ずみパス数からプログラムのエラー総数を推定できることを理論的に示す。この方法が成立するためのプログラム条件や試験条件を考察し,ついで学生に書かせたC言語プログラムの例を使って,パスベクトルの求め方,エラー総数の推定方法を具体的に述べ,本方法の有効性を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-05-30
一般社団法人情報処理学会 | 論文
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